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Studio Nori Okawa
2024.05 / Tokyo,Ryogoku

 

東京・両国にある「Studio Nori Okawa」の空間デザインをしました。

 

Nori Okawaの作品は、「浮世絵の快楽主義」「生死」「死後と現世の境界の曖昧性」をコンセプトに

穏やかさと激情の二面性を無機質な形・極端なディテールのコントラストでイラストレーション・絵画・彫刻・インスタレーションなど

幅広く創作しています。

制作を行うアトリエと作品販売ができるスペースを設けることを条件に彼女のコンセプトを「即興性」「コントラスト」「不確定」という

キーワードに再構築し、アーティストと共に施工を行いました。

既存家具との調和と制作に集中できることを考慮し、全体のカラーをモノクロに選択しました。

手加工で皺を付けた白色の養生シートを幕のように壁に沿って貼り付け、防汚の機能と不確定のイメージを担っています。

対して、黒色で塗装した什器は利便性を重視し、直線で構成をしました。

賃貸物件であることからシートと置き什器にすることで、拠点が移った際にも活用できる計画としました。

店頭の作品販売は準備中とのことで、アクティブな彼女自身の活動を表しているように思いっきり描き、

多くの人と触れ合うエネルギッシュな空間になるよう願っています。


Supported by TEISUKE , Yuu
 

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